東北取材(五) 雄勝硯。

遠藤硯館
松島から海岸線を北上する。
牡鹿半島の沖に浮かぶ金華山にお参りするつもりでしたが、なんと渡船は日曜日のみ!事前にほとんど下調べしない、いきあたりばったり旅行にはこういうことはつきものですね。結局対岸から眺めるのみ。次回、日曜日に合わせて行ってみたいです。三年連続でお参りすれば一生お金に困ることはない、という。あぁ、やはり今年お参りしてくればよかった〜!

398号線をさらに北上し雄勝という町を通りかかった時、友人の『雄勝の硯でも見て来たら』という言葉を思い出す。そのとたんこんな幟を発見。
のぼりと道ばたのぼり
それはまだ仮設で営業なさっている、遠藤弘行さんが制作し直売している硯のお店、エンドーすずり館。
以前の雄勝硯は質というよりも、子供達の使うようなお習字箱にはいっているような安価な大量生産された硯で全国のシェアを占めていて、そのことで雄勝硯は有名だったそうです。
柔らかい石、それほど良質とは言えないそれらの石をわざと使い同じ規格のものを大量に生産していた。時代が移り、中国で技術指導し中国で生産した硯を輸入し全国に雄勝から出すようになる。
そしてさらに時代は変わり、現代の子供達のお習字箱のなかにはプラスチックの硯が入れられるようになる。
子供達にプラスチックの硯に墨汁を入れさせ、まるで儀式のように二三度墨をする、という行為をさせる意味はどこにあるのだろうか。謎の国、日本。

いま、遠藤さん達は、以前ならば固くて見向きもされなかった上質の石を使い硯を作っていらっしゃる。

まだ私には硯の違いなど語るものは何もないです。
でもいつか、違いのわかるオンナ、となれたらいいなぁ、と二つほど購入。
石の話、スレートの話、とても興味深いお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。
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エンドーすずり館 石巻市雄勝町雄勝字船戸神明68
080−1823−5433

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